2009年10月11日

ホースホルンの作り方 その2

こんにちは、こんばんは。
ホースマンです。

前回ホースホルンの作り方をご紹介させてもらいましたが、僕の動画とホースホルンの作り方を紹介して下さっているサイトを発見しました。

はっぴー☆ちゃんねる さん「ホースの力」

紹介されてる!!見つけたときはマジテンション上がった。
ありがとうございます。

この方は高校物理の音の話からホースの長さを計算されてます。
難しい話なので僕は前回の記事でスルーしました。なので、音の理論からホースの長さを求めたい方はぜひご覧下さい。


もう1方、僕の演奏をブログに書かれている人がおられました。

An Empty Box >> pikayan's Diary さん「そんなことよりホース聞こうぜ」

こちらの方の方が先に書かれているのを見つけてました。
しかもこの方は、Don't say LAZYの動画に500円も広告入れて下さった方だと思います。
ニコ動に投稿していて一番嬉しかったのが、広告して下さっていたのを見た時ですよ。今さらですが、この場を借りてお礼申し上げます。


そして、今日の話ですね。前回のホースホルンの作り方の補足です。
前回の話で、曲に合ったホースが作れるようになりましたねww
実際にホースを作るときは長めに切って、チューナーで合うように微調整しましょう。

今日はそこに漏斗をプラスする話です。

漏斗の条件は、

1、ホースにフィットすること
2、その中で大き目がオススメ
3、金属製がオススメ

といったところですかねー。

1、
まずホースにセットしてぐらぐらするのでは話にならないので。
ある程度固定できるサイズを選びましょう。漏斗の細い部分は、若干先細りになってるんで、そこでうまくホースが嵌まるといいですね。

2、
金管楽器の話ですが。ホースは端から端まで同じ太さです。が、本物の金管楽器は先に行くにつれて段々太くなっていきます。最後にグッと広がります。とくにホルンなんかかなり広がってますんで、大き目の漏斗をオススメします。ちなみに僕は12cmってシールのついた漏斗を使ってます。

3、
金属製がいいです。
僕は初めはプラスチックの漏斗も買ってみたんですけど。ショボい音がさらにショボくなります。金属製なら少し金管っぽい音になると思いますよ。

というわけで、漏斗も決まってホースホルン完成しましたね!
したということで!!

いやこれじゃ完成しねーだろ、という方はコメ下さい。
また補足説明します。今日はこれで。
posted by ホースマン at 00:09| Comment(0) | ホースホルンについて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月06日

ホースホルンの作り方

ホースマンです。
ありがたいことにコメント頂きました。

ホースホルンの作り方を教えてほしいとのことですね。
了解です。
今日はホースホルンの作り方について解説させてもらいます。

といっても、そんなに難しい話ではありません。
ホースホルンは決してオリジナルではなくて、ホルン吹きがネタで作って吹いたりしているもので、作り方はヤマハのページに掲載されています。

鳴るほど♪楽器解体全書「ホルン」

こちらのページによると、F管ホースホルンは360cmです。
これに1.06をかけると半音低い音のホースホルンを作ることができます。
ですので僕が作ったホースホルンは、
ひぐらし「you」→Des管
360×1.06^4=454.49cm

Desは、Fから半音4つぶん低いため、1.06の4乗をかけます。
以下同様ですね。

Don't say LAZY →C管
360×1.06^5=481.76cm

アクエリオン
E管 → 360×1.06 =381.6cm
D管 → 360×1.06^3=428.76cm
A管 → 360×1.06^8=573.78

ちなみに管の長さの選択ですが、その曲の調の主音の音の管を作ればよいと思います。例えばひぐらし「you」なら変二調ですのでDes管です。それでその調のドレミファソラシドを出すことができるので。
もし低音域の音が(楽器の倍音がなくて)出せない場合はアクエリオンのように5度低い管を追加で作って下さい。
5度低い管は、元の調の「シ」にあたる音がでませんが、ほかの音は出すことができるはずです。

では長さが決まったところで材料ですね。僕はホースをつかいましたが。塩ビ管という方法もあるようです。

鳴るほど♪楽器解体全書「トロンボーン」
こちらで塩ビ管の音が聞けます。

どうも材料の硬さが重要なようで。塩ビ管の方が硬い、より金管に近い音がします。ただ曲げられないので。加工も保管も面倒くさそうですね。
ホースで作る時も、硬さの違いは音に出ます。僕が使った透明ホースはかなりやわらかいので音はけっこうしょぼいです。水色のホースはけっこう皮が厚く頑丈に作られてまして、しっかりした音が鳴ります。いろいろと試してみて下さいね。

ちなみに上記の塩ビ管そっくりの物を木で作ってしまったのがアルペンホルンです。今日はアルペンホルンの動画を貼り付けて終わりにしましょうかね。

また何か書いてほしいことがあればコメント頂ければと思います。

posted by ホースマン at 19:46| Comment(1) | ホースホルンについて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月05日

ホースで出せる音って?

ホースマンです。
ホースホルンの解説を始めようと思うのですが、何から書けばよいのか正直迷っています。まずは、ホースでは出せる音と出せない音があるんで、その話からしましょうかね。

下にウィキペディアの「倍音」のページから楽譜を引っ張ってきました。

倍音.png

この楽譜に並んでいる音の2オクターブ下の音が、C管ホース(Don't say LAZYで使用)で出せるすべての音になります。

ここで特に8番から16番の音にご注目下さい。
ファの音(11番の音)に♯が付いていますが、ほぼ1オクターブの音階があるのが分かると思います。この1オクターブの音階を使って吹いているというのが、ホースで曲を吹いている正体になります。
#が付いたファの音は、実際うp主の演奏をよくよく聞いてみると高めに聞こえるはずです。音程を低めにとって多少はごまかしているかもしれませんが。

Q,ではもし曲中に臨時記号の♯や♭が出てきたら?
A,その曲はホースで演奏できません。上記のファ#のようにごまかせるかもしれませんが、僕は無理かなと思っています。この辺はマリオシーケンサでも同じ制約があるみたいですよね。
いろんな曲の楽譜を見てみて以外だったのですが、臨時記号の♯や♭は思いのほか少ないものです。

どうやって出すの?とか音を変える原理は今日の記事では割愛しますが、金管楽器ではこの1〜16番の音を自由に操ることを演奏の基本としています。

※金管楽器の人のための補足
上の楽譜はC管トランペットの場合の1〜16倍音に当たります。B管トランペットだと全音低い音が出ます。なのでハイBが8番(第8倍音)の音に当たります。つまりトランペットだとハイBからダブルハイBで音階を吹くことができますがまじで鬼畜音域ですね。僕は長めの管を使ってハイトーンを避けていますが。

 これをやらかしてくれたバッハのブランデンブルク協奏曲第2番というハイトーンばっかりの鬼畜曲があるので、今日はそちらをご紹介。(最高音ハイG)
バッハの時代はピストンがなかったので仕方ないのです。勘弁してあげて下さい。


  ブランデンブルク協奏曲第2番(うp主さんに感謝)
posted by ホースマン at 23:33| Comment(2) | ホースホルンについて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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